夜桜☆
こんにちは、矢瀧です。
街がピンクに染まる京都の夜は何だか長く感じられます。
色というのは頭の中に自然と、いつの間にか記憶されていて、
私の中でピンクは「春」の色です。
夏は海の「青」、秋は紅葉の「赤」、冬は雪の「白」…
それぞれの季節の代名詞のような存在のものがそうさせているのでしょうね。
秋の赤色は、真っ赤ではなく、橙がかった赤なのです。
「ピンク」と呼ぶ色にも何種類もございますが、「桜色」に属するピンク、
薄く女性らしい麗しい色、少し儚いと感じるのは桜の時期があっという間に過ぎてしまうからでしょうか…
その色名にもなる桜色がとても好きです。
桜の背景に何色を想像されますでしょうか。
綺麗な青色、綿のような真っ白な雲がかかった水色、私はそんな色を思い浮かべます。
でも、その背景が黒色でも素敵だと思いませんか…
家のすぐそばの2本の桜の木がライトアップされています。
毎年恒例の光景です。
見上げた空に映る桜。
その花越しにはいつも様々な表情を見せる色が存在していて、
私たちは無意識のうちにその2色や3色、もしくはそれ以上の色を溶け込ませているのかもしれませんね。
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