手作り提灯☆
こんにちは、IDNETスタッフの矢瀧です。
今日も日中は蒸し暑かったですね。
夜は涼しい風が吹くようにと願うばかりですが、
なかなかそうも行きませんね。
さて、もうすぐ地蔵盆の時期です。
地蔵盆は子どものお祭り、といったイメージがあります。
地蔵を中心とする主として8月(旧暦では7月)24日の行事で、
全国的に行われている風習ですが、
近畿地方を中心とする地域で特に盛んなようです。
私はマンションに住んでおりますため、
お地蔵様が町内にはございませんので、
子供の頃から「夏祭り」という名目で、
子ども達が楽しんで遊べるゲームがあったり、
夜には住民が集まってご飯を食べたりというのが、「地蔵盆」にあたるイベントです。
地蔵盆の前後には、地蔵の据えられる家や祠の周囲などに、
地蔵盆独特の提灯が多く飾られます。
京都では子どもが生まれると、その子の名前を書いた提灯を奉納する風習があります。
おおむね女子は赤、男子は白で、その子が地蔵盆に参加している間は、毎年飾られるようです。
その提灯を作っておられる現場をたまたま見ることができました。
丁寧に丁寧に色を塗って行かれるお手元は、
随分長くやっておられて、手慣れておられる感じがいたしました。
出来上がった提灯は、このようにまとめられていきます。
この時期になると、至る所で見かける地蔵盆の楽しそうな光景。
当たり前のように馴染んでいる提灯。
その一つ一つにこのような地道な作業があるのですね。
間近でその作業を見ることができて、何だか少し感激したのと同時に、
地元の方の子ども達への愛情を感じた気がして、
温かい気持ちになりました☆
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