受け継がれる伝統
こんにちは、IDNETスタッフの矢瀧です。
今日は朝から梅雨とは思えない程の良いお天気に恵まれましたね☆
梅雨の中休みとでも申しましょうか…
ずっとこんな日が続いてくれればと願うばかりです。
7月になれば京都は祇園祭で賑わいます☆
沢山の鉾が立ち並び、最終日には山鉾巡行、
それぞれの鉾には凛凛しい姿の男性の方々の姿があり、
コンチキチンというおなじみの独特の節回しが聞かれます。
今日、四条通を自転車で走っておりましたら、
まさしく祇園祭を思わせる麗しい音が聞こえてきました。
驚くような表情をお見せになる方に、顔を見合わせる方々。
それは月鉾の拠点である場所から聞こえてきた音でした。
その建物の2階の窓から見えるのは、一生懸命に演奏の練習をされている男性の方々のお姿。
彼らの奏でる音は私には綺麗で逞しく聞こえました。
華々しい日の陰には只ならない努力があるのですよね。
思い返せば月鉾の拠点の地のすぐ近くで習い事をしていた頃、
このシーズンになれば、毎日、何時間もの間、その音は聞こえてきました。
あの頃と同じ演奏を今はあの頃とは違う方々で…
伝統は受け継がれ、また次世代へと受け継がれ、途切れることはないのでしょう。
京都という町がまた好きになった土曜日の午後でございました。
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