江戸小紋と霰（あられ）
おおきに、アイディーネットスタッフ澤野です。
今日の天気は、いきなり雷雨かと思いきや、雹（ひょう）が降ってスタッフ一同驚きました。
梅雨の季節が始まる５月２０日ごろに雹（ひょう）がよく降ると言われています。
５ミリ以上の氷雨が雹（ひょう）、５ミリ未満のものは霰（あられ）と区別されます。
そんな自然現象をモチーフにした
大小２種類の点で、霰の空模様を描いた図柄は、
江戸小紋でよく見かける（大小霰 だいしょうあられ）文様です。
小さい霰を斜めに整然と並べると、江戸小紋でよく見かける行儀霰(ぎょうぎあられ)と呼ばれる文様です。
一見、幾何学紋様に見える、これらの文様にも、先人の自然に関する感性の繊細さに目が覚める思いがします。
江戸小紋はカジュアルからセミフォーマルまで幅広く着こなせますので、とっても重宝なお着物です。
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