☆風呂敷☆
外国人観光客。。。
ここ、京都でも、毎年多くの外国人観光客の方がお見えになります。
外国人観光客の方の、お土産ナンバーワンが、風呂敷なんだとか。
そういえば、近くにある風呂敷やてぬぐいのお店は、賑わっています。
風呂敷
昔から、収納のために使われていると思っていた『風呂敷』ですが、
その名の通り、語源は、お風呂に関係していたようです。
使い方は、色々調べてみると、少々違っているようです。
自分の衣類を間違えないように家紋を入れた風呂敷で包んだ 室町時代
火事の多かった江戸時代では、
寝ている布団の下に敷き、布団ごと包んで逃げられるようにと使われたそうです。
その後、商人たちが 商標の入った風呂敷を使い、
明治以降、広く庶民の間で普及し、
現在も使い道とされている結納やお祝いの場面では、必需品となっています。
お祝いには『朱色系』
伺った先方への敬意を示す『紫色』
『利休』は慶弔のどちらにもつかえるそうです。
しかし、現在は風呂敷もこのような伝統とらわれずに様々な色が使われています。
環境を考え、エコの一環としても使われる『風呂敷』
今は、カバーや、風呂敷で作ったバッグなど、
その用途は広がっています。
友人宅へ手土産で持っていくワインを『ビン包み』でなんて、お洒落ですし、
お買いものへは、環境を考え、マイ風呂敷持参・・・
ちょっとした心がけが、大事ですよね。
風呂敷を使ったことのない子供も多いはず・・・。
日本ならではの風習・・・。
皆さまも、タンスの中に眠っている風呂敷を見直してませんか?
時代にあわせて、便利に使い、そして楽しみたいものです。
カテゴリー:塩見